TSYS 、2008年度財務実績及び2009年度予測を発表
【2009年1月27日、ジョージア州コロンバス発】
TSYSは本日、2008年度並びに同年第4四半期の実績を発表しました。対前年同期と比べた場合、第4四半期の総収入は7.6%増の4億9300万ドル、通年では7.4%増の19億3900万ドルとなりました。一般会計基準(GAAP)による一株当たり利益(EPS)は、通年で1.28ドル、第4四半期で0.34ドルでした。GAAPを適用せず、スピンオフに伴う一時的な費用を除くと、EPSは、通年で1.32ドル、第4四半期で0.34ドルとなります。これは、アナリストによる通年1.3ドル、第4四半期0.33ドルという予測を上回るものです。
今回の実績には、主として第4四半期に起きた為替レートの大幅な変動が加味されています。この為替変動は、TSYSにとって好ましいものではありませんでした。そのため、このプレス発表には、為替変動の影響を除外し実質ベースの為替レートで換算した場合の収支一覧を添付しています。GAAP適用外のこの指標には、前年度の為替レートを適用した場合の、2008年度の財務実績が示されています。注目すべきは、TSYSグローバルサービスの第4四半期実績への影響です。実質ベースの為替レートを用いた場合、グローバルサービスの成長率は41%と、実績報告の14%を大きく上回っています。経営陣は、グローバルサービスの業績を、実質ベースで評価しています。
第4四半期に起きた主要通貨に対する想定外のドル高という逆風の影響で、外貨による財務実績をドルに換算すると、実質ベースの為替レートを用いた場合と比べて、EPSが通年で0.03ドル、第4四半期で0.02ドル減少しました。結果として、TSYSのグローバルサービス部門における順調な成長ぶりが、分かり難くなっています。
「現在の未曽有の世界経済危機により、我々はかつてないほど困難な課題を突き付けられています。我々は、その課題に立ち向かう社員の姿勢を誇らしく思っており、世界規模でのビジネス拡大、付加価値の高い商品の提供とコスト削減によって、これらの困難に引き続き立ち向かっていく所存です。我々は2009年の純利益を、横ばいもしくは若干の減少と見込んでいます。これは、困難な時代にも、業績を維持していこうという我々の決意を示すものです。TSYSの持つ高い技術力は我々の価値を高め、TSYSを既存顧客ならびに見込顧客が各社のビジネスにおける課題を克服するためのパートナーとする一助となると信じています。」と、TSYSの会長兼CEO、Philip W. Tomlinson(フィリップ・W・トムリンソン)は語っています。
主な実績
北米サービス
第4四半期において、この部門の収入は3億4,290万ドルに達しました。これは、前年同期の3億2,340万ドルから、6.0%の増加になります。通年での収入は13億5,000万ドルで、12億9,000万ドルを計上した前年比で4.6%増でした。
北米サービス部門の主な業績:
- 年度末の預かり口座数は、前年の3億5210万口座から9%減少して3億1900万口座に。減少の原因は、TSYSから他への口座の移管、および顧客による休眠口座のデータベースからの削除
- 17億件の取引を処理。これは、18億件だった昨年から4%の減少
- 払い戻し可能項目が1,810万ドルに。これは、債権回収子会社を通じての裁判費用の払い戻しと弁護士報酬が増加したため
北米サービス部門の主な出来事:
- JP Morgan ChaseとWashington Mutual Bankのカード・ポートフォリオに対するサービスの停止に向けた協議を開始
- 世界トップ20行の一つであるUnibanco Brasilの完全子会社Unicard Mexicoと契約を締結。同行は、メキシコにおける初のTS2®ユーザー
グローバル・サービス
グローバルサービス部門の第4四半期の総収入は、前年同期の7,060万ドルから14.4%増加して8,070万ドルとなりました。英ポンドに対するドル高のあおりで、ドル換算によって1,880万ドルのマイナス影響が出ています。通年での総収入は3億1850万ドルで、これは、前年の2億5350万ドルに比べて25.7%の増加でした。これは、取扱口座数と取引処理件数双方の伸びによってもたらされたものです。
グローバル・サービス部門の主な業績:
- 年度末における預かり口座数は、昨年の2,340万口座から43%増加して、3,350万口座に
- 取引処理件数は、2億8,180万件。前年の2億2,900万件から23.1%の増加
グローバル・サービス部門の主な出来事:
- ドイツの有力銀行とクレジットカードのプロセシングに関する複数年契約を締結
- ベネルクス諸国のPaySquareに向け、加盟店支払サービスの提供を開始。TSYSがアクワイアラー向けプロセシングを提供するのはヨーロッパではじめて
- 日本では、沖縄にデータセンターを開設し、AZカード、オークス、長崎県民信用組合に対するサービス提供を開始。AZカードおよびオークス発行のクレジットカードは、合わせて340,000枚
- Sony Finance Internationalと複数年の契約を締結し、同社が新たに立ち上げたクレジットカードのプロセシングを開始
- TSYSとChina UnionPayの合弁会社であるChina UnionPay Data (CUP Data)が、中国第5位の貸付残高を持つChina Postal Savings Bank及び、外銀として中国で初めてクレジットカード導入した香港最大の独立系銀行であるBank of East Asiaの2行とプロセシング契約を締結
マーチャント・サービス
第4四半期の総収入は、前年同期の7,330万ドルから7.3%増加して、7,870万ドルに達しました。通年での総収入は、2億9,880万ドルで、対前年比は2.3%増となっています。(前年の総収入は2億9,210万ドル)
マーチャント・サービス部門の主な業績:
- 12億4,000万件のPOS取引を処理。これは、前年の12億3,000万件から1%の増加
マーチャント・サービス部門の主な出来事:
- 新規顧客3社と契約を締結。既存顧客2社とは契約を継続更新
- Infonoxを買収し、新たなペイメント・テクノロジーとカード受け入れ能力を強化。ネットワーク、場所、デバイスの如何を問わず、支払実行が可能に。Infonoxにより、ゲーム、カジノなどの分野へのサービス提供が可能になり、また、セルフサービスKiosk, ATM、送金などで利用可能なペイメント用アプリケーションが加わった
2009年の見通し
TSYSの2009年度収支予測は以下のとおり:
2009年予測
| 予測値(millions) |
増減率 |
|
| 総収入 | $1,939 to $1,978 | 0% to 2% |
| 払戻し可能費用 | $447 to $453 | 0% to 2% |
| 払戻しを除く費用 | $1,492 to $1,525 | 0% to 2% |
| 純利益 | $243 to $250 |
(3%) to 0% |
TSYSの2009年度収入予測は、以下の推定に基づくものです。
- 2009年下半期には、経済状況が安定すること
- LIBORには大きな動きがなく、TSYSがプロセスするリボルビング・クレジットの残高の大幅減少もないこと
- 2009年予測に含まれた人件費、テクノロジー関連費用の期待成長率を達成できること
- 2008年12月以降、TSYSのビジネスに関係する為替レートに大きな変動がないこと
- 大規模な新規顧客の口座移管や合併に伴う多額の費用が発生せず、のれん代など無形資産の減損がないこと
- すでに発表されたものを除き、大規模な既存顧客の(TSYSからの移行による)口座流出がないこと
- 2009年には、多額のスピン費用が派生しないこと
GAAP非適用の財務指標
払い戻し可能経費回収前の営業利益、スピンオフ関連費用を除いた収益、実質ベースでの為替レートを用いたGAAP非適用の財務指標は、TSYSの業績と財務状況をよりよく理解するために、TSYS経営陣によって用いられたものです。TSYSは、また、TSYSでは、財務実績の予算対比の際に、もGAAP非適用の財務指標を用いて、経営陣の評価並びに報酬決定をしています。
TSYSは、GAAP非適用の財務指標は、投資家にとっても継続的な業績を評価するために重要であると考えています。よって、TSYSでは、株主および投資家への財務報告の際にも、TSYSの業績を評価するための補助的な情報として、GAAP非適用の財務指標を追加しています。GAAP非適用の財務指標は、現在のTSYSの実質的な経済状況を反映した比較財務実績の代表的なものであるとみなしています。
GAAP非適用の財務指標は、TSYSの業績と財務状況の評価のためにしばしば使われていますが、これらは、計算方式が違う可能性があるため、必ずしも他社で採用されている類似の項目と同一であるとは限りません。
TSYSは、GAAP非適用の財務指標それぞれに対し、GAAP適用の財務指標との対照表を用意しています。これにより、株主およびTSYSへの投資を検討中の投資家は、TSYSの使用する指標と他社の類似の指標の差異からくる影響を評価しやすくなります。
TSYSは、GAAP非適用の財務指標の利用は、投資家が、TSYSの業績・業務を評価し、現状と将来を見据えて、決定を下すのに役立つと信じています。それゆえ、株主および投資家が経営陣と同じような視点でTSYSの業績を評価し、過去に公表された情報と容易に照らし合わせることのできる手段として、GAAP非適用の財務諸表を公開しています。株主および投資家が、現在の業績を適切に分析し、正しく今後の予測を立てるためにはGAAP適用の財務指標の公表だけでは情報が不十分であると考え、GAAP非適用の財務指標を併せて公表しているのです。GAAP非適用の財務指標を活用することで、株主および投資家がTSYSの業務、予算管理、リソース配分等をよりよく理解することができると信じています。
Conference Call
TSYSは、2009年1月27日火曜日5時(米国東部夏時間)より、四半期ごとの電話会議を開催します。電話会議には、www.tsys.comのホームページから、Conference Callのアイコンをクリックしてアクセスすることが出来ます。会議の模様は、電話会議が終了してから30分後より12ヶ月にわたって再生して聴取することが可能です。 TSYSについて TSYS(NYSE:TSS)は、世界でも最大手のペイメント・サービスのアウトソーサーのひとつとして、南北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカならびにアジア・太平洋地域の金融機関及び小売業者に対して消費者金融、クレジットカード、デビットカード、債権管理、ヘルスケア、ロイヤルティ・プログラム、プリペイド・サービスの支援等、イシュイングならびにアクワイアリングに関して多岐にわたるプロセシングサービスを提供しています。詳細についてのご質問は、news@tsys.comまでご連絡いただくか、www.tsys.comにアクセスしてください。
本件に関する問い合わせ先:
Shawn Roberts
TSYS Investor Relations
+1.706.644.6081
shawnroberts@tsys.com
このプレスリリースには、1995年のPrivate Securities Litigation Reform Actにより改正された1933年の証券法、および1934年の証券取引法において「先見的記述」と解釈される記述が含まれています。これらの「先見的記述」は、他の財務諸表同様、TSYSの2009年度収益予測並びにその前提条件が含まれています。これらの記述は、TSYSの経営陣による現時点での解説並びに予測に基づくものであり、リスクや不確定要素を含んでおり、いくつかの重大な要因によって、実際の結果がこれら先見的記述によって予想されたものと、大きく異なることがあります。これらの要因の多くは、TSYSが管理したり想定したりすることが出来ないものです。例えば、1)LIBORの動きが予想以上に大きかった場合、ならびに、クレジット残高の縮小が予想以上だった場合、2)重要なクライアントとの契約にかかる費用をTSYSが負担した場合、3)為替変動がTSYSにとって不利だった場合、4)新規クライアントならびに既存のクライアントとの契約がうまくいかなかった場合、5) 2009年を通じて金融サービス業界における統廃合が継続した場合。(TSYSのクライアントがクライアントではない銀行と合併、あるいはTSYSのクライアントがクライアント以外の企業にカード事業を売却、銀行法によるTSYSのクライアントの廃業などを含む。)6) スピンオフにかかる一時的な追加費用が必要になった場合、7)TSYSが費用をうまくコントロールできず、また、市場シェアを増やせなかった場合、8)TSYSが経済状況の悪化や消費者支出の減速にうまく対処できない場合、9)TSYSシステムが重大なセキュリティ侵害を起こした場合、10) 買収の影響(予想以上に統合が困難な場合)があげられますが、必ずしもこれらに限定されるわけではありません。実績がこのプレスリリースの予測値と大きく異なる場合、追加的な要因は、TSYSが証券取引委員会に提出するForm 10-Kによる年次報告書、Form 10-Qによる四半期報告書、及びForm 8-Kによる当期報告書に記載されています。当社は、先見的記述は合理的なものであると確信していますが、現在の期待値に基づいた先見的記述に対して、過度の信頼を置くべきではありません。当社は、いかなる先見的記述であれ、新しい情報ならびに将来の発展又はその他の結果により、改訂する義務を負うものではありません
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